昔の写真
2015-03-03


 10年以上前、まだ写真撮影が未熟だったころに出会ってから、その後出会う機会のないことがいくつかあります。撮り直しができないでいる写真を死蔵してもいても仕方がないかなと思ってましたが、なかなかそれを出す機会が無いまま過ごしていました。

 カエルやヘビの写真を撮り始めた頃に、ヒメハブが捕まえたオキナワアオガエルをアカマタが横取りしようとしているところに遭遇したことがありました。アカマタは、ヒメハブに巻き付いて締め上げていました。最後にヒメハブが諦めてオキナワアオガエルを離して、アカマタがオキナワアオガエルをくわえたまま去ってしまいました。

禺画像]

 夜にカエルの写真を撮りに行ったら、セミがけたたましく鳴いていました。ちょうどオオムカデがセミを捕まえて食べようとしているところでした。

禺画像]

 彩元堂さんたちと一緒に山原に行った時にガラスヒバァが4個体絡み合っているところに遭遇しました。ちょっと草が生えている場所で絡み合っていたため、ちょっと分かりにくい写真しか撮れませんでした。1個体だけ体色が薄く全長が長かったので、この個体がメスだったかもしれません。見つけた直後にメスと思われる個体とオスと思われる個体がくっついたまま逃げ出しました。足の無いヘビですが、二人三脚のような状態でした。雄と思われる他の2個体が雄雌と思われる2個体を追うように逃げていきました。すぐ近くのくぼみで再び4個体が絡み合っていました。

禺画像]

 林道上でヒメハブとガラスヒバァが絡み合っていたことがありました。ヒメハブがガラスヒバァの頭を咬んでいました。しばらく観察してたら、ヒメハブがいなくなりましたが、ガラスヒバァは全く動かなくなってしまいました。

禺画像]

 すべてフィルムカメラの時に撮った写真です。撮り直しができないことは常々あるので、きれいに撮れるか分からないという理由で躊躇するより、全力で撮って失敗する方が後で後悔が無くていいかなと思うことがあります。常に一発勝負で撮らないと、2枚目が撮れないことも多いので、常に全力で撮影しないといけないことを常々あります。写真撮影は数撮れば当たることの方が少ないので、1枚目から試しにという気持ちでいられないと気が多いです。

禺画像]

 余談ですが、7年位前にフィルムからデジタルに移行しました。その時引退したフィルムカメラの後釜?を手に入れることになるとは思いませんでした。まだこのカメラの癖を掴みきれていないので、初めて一眼レフと向き合ったときのような初心に戻ってカメラと対話しています。

[動物]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット